コマエンジェル10周年記念公演「幾星霜」の際にも、協賛いただいた「お仏壇の日本堂」さんの紹介です。
今や神奈川を中心に都内にも店舗を広げている大手仏具店ですがとても長い歴史を持つ老舗です。
寛保2年(1741) 家祖 前田平祐氏が御簾(みす)職人として京都御所に出仕され、以降、代々御簾(みす)職人として勤めます。
【御簾とは】 真竹(まだけ)・女竹(めだけ)と言う竹を細長く(2mmくらい)削って色染めした後、赤糸で編み、金襴(きんらん)を四方と内に付けた「すだれ」です。 古くは神域や神聖な場所での結界の役目を持ち、あらたかなものを直接目にしない為の目隠しとして用いられました。
平成7年に現在の屋号「日本堂」に社名変更するまでは「みす平仏具店」という社名だったそうです。
今回のアンコール公演にも多大なご協力とご厚意をいただいております。 今回の公演では親や先人を敬うテーマの「幾星霜」。母の日も次の月に控えた4月の良き日に なんとも素敵な配布用のサンプルを当日ご用意してくださるそうです。
カーネーションのお線香。もうすでにお母様が他界されている方はもちろん、ご実家で、お元気なお母様と一緒にご先祖の供養をされるときにも嬉しいお土産です。 煙少なく、香りが爽やかで母の日に帰省する際にはぜひ実家に買って行ってあげたい贈り物のようなお線香です。
サンプルはご希望の方に、ということですので、数量に限定はありますが、ぜひこの機会に、無料でお試しいただける「カーネーションのお線香」をロビーにてお持ち帰り、お試しください。
代表の前田平八さんは
「この何千何万という先祖が誰一人かけても今の自分は存在しない。 300年前の先祖に会うことは出来ないけど、一番身近な先祖って自分の親。どんな親であったにせよ、親も自分に命を繋げてくれた先祖の一人って考えると改めて『有難い』と感じる。」
と語ります。
ここ数日、まったく同じことを考えていたミワティ。改めて、自分に血を繋げてくれた先祖、そして、自分の持つバトンの重さと尊さを感じ「自分もまた、特別な人間なんだ」と自己肯定することができました。我々の活動に、またこの舞台のテーマを理解してくださり大事にしてくださる日本堂さん。これから先何百年後も有り続けてほしい仏具店です。